2009年度公演

2010年3月3日(水)19:00開演  公演終了

神戸女学院所蔵資料「大澤壽人遺作コレクション」による
大澤壽人スペクタクル Ⅱ
トランペット協奏曲 60年ぶりの関西蘇演(ピアノ伴奏版)


 
「大澤壽人スペクタクルⅡ」は作曲家、神戸出身で戦前の欧米楽壇で活躍した大澤壽人(1906-53)の知られざる作品を紹介します。初演や蘇演が並ぶ華やかなプログラムにご期待下さい。レクチャーつき。
座席 自由席   出演者 大澤壽人
料金
 ※各チケット取り扱い終了しました
    一般¥3,000 →友の会価格 ¥2,700
    ★大澤壽人スペクタクルⅠ・Ⅱ
     セット公演スペシャルチケット ¥5,000
            大澤壽人スペクタクルⅠ
              ホームソングからピアノ協奏曲まで 

2009年12月16日(水)19:00開演 
自由席 一般¥3,000
会場/兵庫県立芸術文化センター 
      神戸女学院小ホール      
       ※ザ・フェニックスホールでは12月公演単券のみのお取り扱い
         は ございません。


出演 神代 修(トランペット)
德永洋明(ピアノ)
斉藤言子(ソプラノ)
生島美紀子(レクチャー)
清水裕子(ソプラノ)
松川峰子
増永智子
蜷川千佳
田中聖子(以上ピアノ)
プティ・タ・プティ(女声アンサンブル)

 
曲目 戦時・戦後の名作を中心にご紹介します。
大澤壽人:
歌曲 《Chanty》日本初演
    《Nocturne》日本初演
    《さくら》編曲(1930年) 日本初演
    《さくらの声 ピアノ伴奏版》(1935年)
二台のピアノ曲
    《影の作品》より〈青いセレナーデ〉(1935年)
    《ピアノ協奏曲第一番イ短調 二台のピアノ用編曲》     
       より 第1楽章(1933年)
協奏曲
    《トランペット協奏曲》(1950年)
       德永洋明編曲によるピアノ伴奏版(2006年)
       60年ぶり関西蘇演
ソプラノ独唱付き女声合唱曲
    《つばめに託して母の歌える ピアノ伴奏版》
       (1939年)戦後初演


<公演紹介>

戦前の天才作曲家に「光」

今、再び脚光を浴びている作曲家、大澤壽人(おおさわ・ひさと、1906-53)。トランペット協奏曲 60年ぶりの関西蘇演!と題した「大澤壽人スペクタクルⅡ」は、神戸女学院所蔵資料「大澤壽人遺作コレクション」から知られざる作品を選び、充実のプログラムとお話で紹介します。12月16日(水)兵庫県立芸術文化センターで開かれる「大澤壽人スペクタクルⅠ」とのセット公演で、ザ・フェニックスホールでのこの公演は、同ホールの共催により、可能となりました。

まず、留学初期の《さくら》編曲と終期の《さくらの声》を比較演奏。昭和初期に一挙に世界楽壇にまで駆け上がった、驚異的な成長と実力をお聴き下さい。
そして、戦後の協奏曲群でひときわ光る《トランペット協奏曲》。日本を代表するトランペット奏者神代修氏と、自らピアノ伴奏版に編曲された德永洋明氏が演奏します。
最後は、戦時に作曲された《つばめに託して母の歌える》。出征兵士の母の想いを、関西二期会のディーヴァ、斉藤言子氏が女声合唱と共に歌い上げます。

                                                     (大澤資料プロジェクト)

<オススメします>
近年、再び注目を集めている神戸出身の作曲家、大澤壽人(1906-1953)。この公演は、遺品資料の整理・活用を図る神戸女学院の、研究者によるプランです。20世紀を含め、近現代作曲家の特集を狙いとする企画案は今回、他にもありましたが、この公演は大阪・関西の聴衆に提示する公演案として、高い密度で構成されています。演奏家の水準も、舞台にふさわしい水準で、関西における洋楽受容の歴史研究を深める上で、実に貴重な公演であり、同時に大いにお楽しみ頂ける内容です。

 フェニックス・エヴォリューション・シリーズ 56 


フェニックス・エヴォリューション・シリーズは、ニッセイ同和損害保険株式会社の芸術文化支援活動の一つです。同社が運営するザ・フェニックスホール(大阪・梅田)での公演企画を公募、審査で選ばれた方にホールと付帯設備を無料で貸与致します。選定後は「フェニックス・エヴォリューション・シリーズ」公演として、ザ・フェニックスホールの協力の下、公演を開催して頂きます。


神代

神代 修(トランペット)
東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。第4回日本管打楽器コンクール第1位受賞。第57回日本音楽コンクール最高位と共に松下賞受賞。プラハの春国際コンクール特別賞。ウィーン音楽大学に留学。文化庁研修員として渡欧し、古楽器奏法の研究や資料収集を行う。東京芸術大学音楽学部管弦楽研究部、洗足学園音楽大学、尚美学園大学非常勤講師。日本トランペット協会常任理事。


德永
德永洋明(ピアノ)
東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。第7回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第2位受賞。2 agosto国際作曲コンクール第3位受賞。多岐にわたる作品は全音、カワイ楽譜等から出版。作曲と並行してピアノ・指揮活動も展開し、豊かな音楽性で音楽家より厚い信頼を得る一方、情熱的な指導と軽妙なトークでファンを魅了してやまない。日本作曲家協議会会員。

斉藤
斉藤言子(ソプラノ)
神戸女学院大学音楽学部を経て同研究生修了。ミラノヴェルディ音楽院等に留学、コンクール受賞歴多数。国内外で数々のオペラ主演、リサイタル、放送、オーケストラ共演。天性の美
声、優れたテクニックと表現力、ステージマナーには定評があり、関西二期会公演《天守物語》《ノルマ》《ラ・ボエーム》等で絶賛された。神戸女学院大学教授。関西二期会理事。

生島 生島美紀子(レクチャー)
神戸女学院大学音楽学部作曲専攻、スタンフォード大学大学院(音楽学)を経て、大阪大学大学院(美学)修了、博士号取得。『煌きの軌跡』編集代表。神戸女学院大学非常勤講師。

清水
清水裕子(ソプラノ)
神戸女学院大学音楽学部を経て同大学大学院修了。第2回エルピス声楽コンクール第3位。第7回日本演奏家コンクール奨励賞受賞。関西二期会準会員。若本明志氏に師事。
 
  

松川峰子(ピアノ)
神戸女学院大学音楽学部を経て同大学大学院修了。H.G.スエヒロ記念賞受賞。日本ショパン協会推薦演奏会等に出演。宮澤晶子、山岡真弓、N.ユジャニン、池田洋子の各氏に師事。
 
増永 

増永智子(ピアノ)

神戸女学院大学音楽学部を経て京都市立芸術大学大学院修了。ソロやデュオで活躍し様々なコンクールで入賞。松本裕子、芝令子、中野慶理、神谷郁代、池田洋子の各氏に師事。

 

 
蜷川

蜷川千佳(ピアノ)
神戸女学院大学音楽学部を経て同大学大学院修了。2004年ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団と共演。四條畷学園高等学校非常勤講師、関西二期会ピアニスト。山上明美氏に師事。
 
田中
田中聖子(ピアノ)
神戸女学院大学音楽学部卒業。2007年母娘で2台のピアノの為の協奏曲をテレマン室内管弦楽団と共演。田中淑子、保崎爽子、田中真理、中村美生子、奥村智美の各氏に師事。

 
プティ

プティ・タ・プティ(女声アンサンブル)
神戸女学院大学音楽学部卒業生(青島順子、久泉寛美、黒江薫、宮脇伸子、永松久美子、塩見玲子、末廣孝子、渡沼雅子)により1989年結成。広いレパートリーと現代曲新作初演で活躍中。