レクチャーコンサート2008年度公演
2008年2月2日(土)18:00開演
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「環バルト海」
“周縁”から“グローバル”へ ~ソ連崩壊後の音楽史断章 20世紀音楽シリーズ4 2007年度のテーマは、「環バルト海の音楽」。 旧ソ連崩壊後、モスクワの支配下で抑圧されていた音楽の存在が明らかになり、いまや世界的な注目を集めるバルト海諸国。そうした地域の音楽を、今日的な視点から見つめます。アゼルバイジャン出身のピアニスト、ヴァディム・サハロフ氏の人脈をたどりながら。
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| 座席 | 自由席 |
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| 料金 | 一般 3,000円 学生 1,000円(限定数・当ホール窓口のみのお取り扱い) <各種クレジットカード利用可> |
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| 出演 | 安原雅之(お話)
ヴァディム・サハロフ(ピアノ) 久保田 巧(ヴァイオリン) 山崎伸子(チェロ) |
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| 曲目 | シルヴェストロフ:ヴァイオリン・ソナタ
シュニトケ:チェロ・ソナタ第1番 ほか |
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| 旧ソ連の崩壊によって、東欧諸国の音楽地図は塗り替えられ、人の流れも大きく変化しました。すべてがモスクワに集約されていたソ連時代も、今は昔。かつてはソヴィエト連邦の周縁的な共和国であったバルト諸国や、その他の共和国をめぐる音楽を、今日的な視点から見直してみたいと思います。アゼルバイジャン出身で、モスクワ音楽院で学んだピアニストのヴァディム・サハロフ氏の人脈を辿りながら。 |
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1961年、兵庫県生まれ。東京芸術大学音楽学部楽理科を経て、同大学院修士課程修了。88年、ロータリー財団の奨学金を得てインディアナ大学へ留学、博士課程で音楽学、オルガン、ロシア・ソヴィエト学を学ぶ。91年から92年、モスクワ大学言語学部でロシア語を学ぶ。2001年には日露青年交流センター(外務省)の助成金を得て6ヶ月間、モスクワ音楽院で調査・研究。作曲家ショスタコーヴィチ、社会主義リアリズム、20世紀における音楽と美術などについて関心を深め、国際比較文学学会(ライデン、1997年)や国際ショスタコーヴィチ・シンポジウム(グラスゴー、2000年)などで発表。論文に「1927年のショスタコーヴィチ、交響曲第2番」(望月哲男他編『現代ロシア文化』、国書刊行会、2000年)など。著書に『ロシア音楽事典』(日本・ロシア音楽家協会編著、河合楽器製作所出版部、2006年、共著)など。メリー・ボルドウィン・カレッジ(米ヴァージニア州)非常勤講師、山口大学教育学部専任講師を経て愛知県立芸術大学音楽学部准教授。
旧ソヴィエト連邦(現アゼルバイジャン共和国)バクー生まれ。モスクワ音楽院で学ぶ。1972年、同大学院を卒業した後も、モスクワ音楽院でヴェラ・ゴルノスタエヴァ教授、スタニスラフ・ネイガウス教授の助手を務める。演奏活動にも従事するが、共産主義政権下、制限されたものだった。89年、フランスに亡命。その後はザルツブルクやロッケンハウスなど、欧州の主要音楽祭に出演し、またニコラウス・アルノンクールやクリストフ・エッシェンバッハ、ネーメ・ヤルヴィといった指揮者と共演するなどでキャリアを重ねた。ヴァイオリンのギドン・クレーメル(ラトヴィア出身)、チェロのヨーヨー・マといった演奏家との共演も多い。特にクレーメルとは、ピアソラの作品をいち早く取り上げて国際的なブームを巻き起こしたほか、クレーメル自身がバルト三国の若い演奏家を結集した室内楽団「クレメラータ・バルティカ」と共演するなど、様々な形で舞台を共にしている。現在、愛知県立芸術大学音楽学部客員教授。欧州各地でもマスタークラスなどを通じ、後進の指導にあたっている。
東京生まれ。4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ディプロマコースに入学、ヴォルフガング・シュナイダーハン氏に師事。1983年第2回フリッツ・クライスラー国際コンクール第2位、第3回ミケランジェロ・アバド国際音楽コンクール第1位、84年ミュンヘン国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で日本人として初めて優勝。同年12月東京でデビュー・リサイタルを開く。ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮バイエルン国立歌劇場管弦楽団をはじめ内外で多数のオーケストラと共演、リサイタルを行う。87年から3年連続マールボロ音楽祭に参加。88年、ピアノのアヴォ・クユムジャンらとウィーン・ピアノ四重奏団を結成、室内楽にも力を入れる。87年よりサイトウ・キネン・オーケストラに、また1990年には水戸室内管弦楽団にも参加、コンサートミストレスを務めるなど中心メンバーとして活躍している。パートナーとしてピアニストのヴァディム・サハロフや、パウル・グルダと共演。リサイタル・ツアーで好評を博している。
広島生まれ。桐朋女子高等学校音楽科、同大学音楽学部卒業。齋藤秀雄、レイヌ・フラショー、堤剛、安田謙一郎、藤原真理の各氏に師事。第1回民音室内楽コンクール第1位、第44回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位。卒業後、文化庁海外派遣研修員として、2年間ジュネーブでピエール・フルニエに師事。帰国後は日本の主要楽団との共演のほか、サントリーホール・オープニングシリーズでイギリス室内管との共演、スイス・ロマンド管や、バンベルク響のソリスト、カザルスホール・チェロ連続リサイタルへの出演、またプレアデス・ストリング・クァルテット主軸としてベートーヴェンの弦楽四重奏全曲に取り組むなど、卓越した音楽性を発揮している。最近では、マルタ・アルゲリッチ、堀米ゆず子等との共演で「見事に自身の歌を聴かせて情感の幅をより豊かに、またふくよかにしてくれた山崎の充実ぶりも驚異的だった。感動と同時に感謝である」とその実力が高く評価されている。2007年より10年にわたり津田ホールでチェロ・ソナタ・シリーズを開催する。1987年「村松賞」、「グローバル音楽賞第1回奨励賞」受賞。東京芸術大学准教授。
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安原雅之(お話)
ヴァディム・サハロフ(ピアノ)
久保田巧(ヴァイオリン)
山崎伸子(チェロ)