注目アーティスト2009年度公演
2009年9月23日(水)15:00開演
アンドレア・ルケシーニ(ピアノ) 1965年イタリア、フィレンツェ郊外のモンテカティーニ生まれ。マリア・ティーポに師事。幼い頃より音楽的才能を発揮し、76年、弱冠11歳でコルトー賞、80年チッタ・ディ・トレヴィーゾ賞。83年、17歳でミラノのディーノ・チアーニ賞を審査員の満場一致で優勝。それ以降、シャイー、アッバード、デュトワ、ビシュコフ、シノーポリ、ハーディングなど世界的指揮者の下、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルなど著名なオーケストラに次々に客演、イタリアの実力派ピアニストとして世界から注目されている。94年キジアーナ音楽院賞、95年、アビアーティ批評家賞。 2001年にはチューリッヒ・フェスティヴァルでルチアーノ・ベリオのピアノ・ソナタを初演、その後、ヨーロッパ各国で演奏。ベリオとは、95年に彼のピアノ協奏曲「エコーイング・カーヴス」をベリオ指揮ロンドン交響楽団でBMGレーベルで録音して以来、深い親交を結んだ。また、97年にはシノーポリ指揮ドレスデン・シュターツカペレでシェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」とベルクの「室内協奏曲」をテルデックレーベルで収録するなど、近・現代作品の演奏にも意欲的である。 また、室内楽活動にも積極的で、チェリスト、マリオ・ブルネロとしばしば共演を重ねているほか、アルディッティ四重奏団とも共演。クレーメルの主宰するロッケンハウス室内楽音楽祭などに、継続的に関わっている。トリノの室内楽音楽祭の芸術監督を務め、05年からはフィレンツェ室内楽音楽祭の芸術監督に就任。また、近年は、フィレンツェのフィエゾーレ音楽学校の芸術監督も務めている。04年からベートーヴェンのソナタ、協奏曲全曲演奏シリーズに取り組み、イタリアをはじめ、各国でリサイタルや共演を重ねている。 日本には、ソリストとしてたびたび来日、92年の第8回〈東京の夏〉音楽祭でブルネロと共演。最近では、07年2月のブルネロとの共演のほか、08年11月のスダーン指揮東京交響楽団とのベートーヴェンの協奏曲第4番の共演で来日、話題を呼んだ。録音も多岐にわたり、ベリオ、ベルク、シェーンベルクのほか、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ・シリーズ(EMI、BMG)、ブルネロとの共演による「ブラームスのチェロ・ソナタ集」(ビクター)などがある。 |